高崎だるまについて

開運福だるま縁起
現在たくさんの人々に親しまれているだるまは、菩提達磨(ぼだいだるま)といい、この世の実在人物とされています。
彼は、「人間は、心の中にある仏心を鍛錬して行けば、この世の苦しさを乗り越えて力強く生きることができる。」と説き、九年間壁に向かって坐禅を続け身動き一つしなかったと言い伝えられています。
今から約三百年ほど前、一筆の達磨の坐禅像を福運を迎えるお守り札として神棚にお祀りした東皇心越禅師(とうこう しんえつぜんじ)により、群馬県高崎市の少林山に寺が建立され、九代目住職が達磨の木形を彫って、紙張抜きだるまを近くの農民に作らせ、同山七草の縁日に売り出されたのがだるまの始まりです。
まゆは鶴、ひげは亀を表し、だるまの赤色は「家庭が明るく円満でありますように」との願いをこめ、縁起ものとしてたくさんの人々に親しまれています。

招福祈願(目入法)
福だるまは、別名、願かけだるまともいわれ、思い思いの願いをこめて、だるまに目を入れるならわしです。
単なる置物、民芸品にとどまらず、人生のあらゆる節目に活用できるシンボルとして、大きな役割をもっています。
まず、良い日に、だるまの左目に墨を入れ、祈願をかけ、神棚または床の間やリビングにお祀り下さい。
そして、満願成就のあかつきに、もう一方の目に墨を入れて開眼させて下さい。
1年間、お祀りしただるまは、神社・仏閣等でお炊き上げ供養してください。

商売繁盛 家内安全 交通安全 合格祈願 学業成就 無病息災
豊年満作 開運長命 火難調状 立身出世 安産祈願 当選祈願